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糖尿病網膜症

糖尿病網膜症ってどんな病気?
日本では視覚障害(失明も含め)の原因として2番目に多いものです。

糖尿病にかかると、血液中の糖分を細胞がうまく吸収できなくなり、やがて糖が血管に障害を与えるようになります。
目の網膜にある血管は細く、つまったり、出血しやすく、障害を受けやすい血管です。血管が障害を受けると、酸素や栄養分などを届けられなくなるため新しい血管(新生血管)が作られます。 この新しくできた血管はもろく、出血の漏れを起こし、視界がかすんだり、視力の低下を引き起こします。

さらに病気が進行すると、網膜剥離や緑内障といった病気を併発し、失明に至ることもあります。

糖尿病網膜症の治療
レーザー光凝固術
網膜症の進行を阻止することができます。レーザー光凝固術は、網膜にレーザーを照射して、新生血管の発生を防ぐ方法です。
※この治療で視力が回復するわけではありません。
外来通院で治療可能です。点眼麻酔をしてから30分程度で終了します。

硝子体手術
新生血管が破れて硝子体に出血を起こしたり(硝子体出血)や、網膜が眼底から剥がれたりした(網膜剥離)場合には、手術が必要となります。

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